お腹と感情はつながっている?|チネイザンを通して感じる、自分自身との対話

目次

ShinRyn チネイザンのおはなし

こんにちは。
relaxation salon ShinRynのじょーまきです。

チネイザンの施術をしていると、いろいろな「お腹」に出会います。

お腹が張っている人。
「お腹が冷えている気がする」と話す人。
触れてみると、思っていたより力が入っている人。

そして、お腹だけではありません。

チネイザンでは、お腹に加えて、胸の真ん中あたりや、肋骨まわりにも触れていきます。

特に胸の真ん中あたりは、自分では普段なかなか触れない場所ですよね。

肩や首なら、自分で揉んだり押したりすることもあるけれど、

「胸の真ん中を自分で触る」

って、あまりしないのではないでしょうか。

だからでしょうか。

そこにそっと触れると、

「え、ここってこんなに感じるんですね」

と驚かれる方もいます。

思っていたより刺激を感じる方もいます。

でも、それも人それぞれ。

触れられて心地よく感じる人もいれば、少し敏感に感じる人もいる。

その日の身体の状態によっても違います。

だから私は、その人の反応を感じながら、無理のないように触れていきます。

そして、こうした施術をしていると、私は改めて思うのです。

心と身体は、やっぱり切り離して考えることはできないな。

嬉しいときには、自然と身体がゆるむことがある。

緊張すると、肩やお腹に力が入ることもある。

考えごとが続いていると、呼吸が浅く感じることもある。

身体と心は、いつも一緒に毎日を過ごしています。

だからこそ、身体に触れることから、今の自分を感じてみる。

それが、私にとってのチネイザンです。

「お腹が張る」だけじゃない。お腹に感じること

チネイザンを受けに来られる方からは、

「お腹が張っている気がする」
「最近、お腹が重い」
「なんとなくスッキリしない」

というお話を伺います。

でも、意外と多いのが、

「お腹が冷えている気がするんです」

という言葉です。

自分のお腹を触ってみて、
「他のところより冷たいな」
「なんとなく温かくないな」

と感じることがあるんですね。

お腹の張りや冷たさには、食事や生活習慣、季節など、さまざまなことが関係しています。

だから、ひとつの理由に決めつけることはできません。

ただ、普段あまり触れることのない自分のお腹に、少し意識を向けてみる。

それだけでも、いつもとは違う感覚に出会うことがあります。

お腹の張りや重だるさなど、もっと身体的な感覚からチネイザンを知りたい方には、こちらの記事もどうぞ。

ちょっとここで、お腹に触れてみませんか?

ここまで読んでくださった方。

もし今、ちょっとできそうなら、
お腹に手を当ててみてください。

……と言っても、この記事をスマホで立ったまま読んでいたら、ちょっと難しいですね(笑)。

本当は、仰向けに寝転んで、ゆっくりお腹に手を置いてもらえたら一番いいのですが。

さすがに今ここで、

「はい、では皆さん寝転んでください」

とは言えません(笑)。

なので、できる範囲で大丈夫です。

椅子に座ったままでもいい。

片手をそっとお腹に置いてみてください。

そして、何かを変えようとせずに、少しだけ感じてみます。

温かい?
冷たい?

やわらかい?
少し力が入っている?

呼吸をすると、お腹は動いている?

それとも……

「うーん、よくわからない」

でしょうか。

それも、もちろん大丈夫です。

そのお腹に触れながら、少しだけ自分を思い出してみる

では、そのまま少しだけ。

最近の自分を思い出してみてください。

忙しかったこと。
楽しかったこと。
ちょっと無理をしていたこと。

本当は休みたかったけれど、頑張ったこと。

誰かに言われた言葉が、なぜかずっと心に残っていること。

逆に、最近ちょっと嬉しかったこと。

何か浮かんできますか?

もしかしたら、何も浮かばないかもしれません。

それでも大丈夫です。

「この感情がお腹にたまっているんだ」

と答えを出す必要もありません。

ただ、

今の私は、こんな感じなんだな。

それくらいでいいんです。

身体に触れることで、何かを解決しなくてもいい。

ただ、自分のために少し時間を使ってみる。

私は、チネイザンの時間には、そんな意味もあると思っています。

チネイザンは、お腹だけをほぐすものではありません

「チネイザン=お腹のマッサージ」

と思われることもあります。

チネイザンについて、「そもそもどんな施術なの?」というところから知りたい方は、こちらの記事にまとめています。

もちろん、お腹への施術はチネイザンの大きな特徴です。

でも、実際の施術では、お腹だけではなく、胸骨や肋骨まわりなどにも触れていきます。

身体は、ひとつにつながっています。

お腹だけを見ていれば、その人がわかるわけではありません。

その日の呼吸や身体の緊張、触れられたときの反応なども感じながら、ゆっくりと触れていきます。

特に胸骨まわりは、思っている以上に力が入っている方がいます。

普段は意識しない場所だからこそ、触れて初めて

「ここにも力が入っていたんだ」

と感じることがあるんですね。

だから私は、チネイザンをするときに「お腹だけ」をみているわけではありません。

お腹も、胸も、呼吸も。

その日のその人の身体を、ひとつながりのものとして感じながら触れていきます。

「感情がお腹にたまる」ということ

チネイザンの話をすると、

「怒りは肝臓にたまるんですか?」
「悲しみがお腹に出るんですか?」

と聞かれることがあります。

チネイザンには、東洋の伝統的な身体観が背景にあり、身体と感情を切り離さずに捉えていく考え方があります。

ただ私は、

「怒ったから、この臓器がこうなった」
「悲しいから、この場所が硬くなった」

というように、単純に結びつけるものではないと思っています。

人の身体は、そんなに簡単ではありません。

同じ出来事があっても、身体に出る人もいれば、あまり変化を感じない人もいる。

同じ場所に触れても、
「気持ちいい」と感じる人もいれば、
「ここはちょっと苦手」と感じる人もいる。

だからこそ、

その人自身がどう感じるのか。

そこを大切にしたいと思っています。

私がチネイザンで「気づかせたい」わけではありません

ここは、私自身がチネイザンをするうえで、とても大切にしているところです。

施術をしていると、

「身体の声を聞きましょう」
「自分の気持ちに気づきましょう」

と言いたくなることがあります。

でも、私は「気づかなければいけない」とは思っていません。

今日は何も考えずに、ただ気持ちよく休みたい。

そんな日があってもいい。

何も感じたくない日があってもいい。

チネイザンを受けたからといって、何か答えを出す必要もありません。

「今日はちょっと眠れそうだな」

くらいでもいいんです。

私は、施術を通して何かを教えるというより、

その人が自分の身体を感じる時間を、そっとつくれたら

と思っています。

身体を変えるためだけではなく、「自分に戻る」ために

チネイザンを受ける理由は、人それぞれです。

お腹の張りが気になる。
お腹の冷えが気になる。
身体が重く感じる。
腰まわりが気になる。

そんな身体の感覚から、チネイザンを知る方もいます。

施術を受けて、身体がゆるんだように感じたり、呼吸がしやすくなったように感じたりすることもあるでしょう。

でも、私がチネイザンを続ける中で大切だと思うようになったのは、その先の時間です。

施術が終わったあと、

「今の私は、どうしたいんだろう?」

そんなふうに、自分自身に問いかけられる余白が少しできること。

何かを決めなくてもいい。

答えが出なくてもいい。

ただ、自分のことを自分の外側からではなく、少しだけ自分の内側から感じてみる。

私は、チネイザンをそんな時間として届けたいと思っています。

お腹に触れることは、自分に触れることなのかもしれない

普段、自分のお腹にじっくり触れることって、あまりないですよね。

お風呂に入るときでさえ、

「今日のお腹はこんな感じだな」

なんて、なかなか考えません(笑)。

でも、少し触れてみると、

「思っていたより冷たいな」
「意外と力が入っているな」
「今日はなんだかやわらかいな」

そんな小さな発見があるかもしれません。

そして、そのときに浮かんだことがあれば、それもそのままでいい。

「最近ちょっと頑張りすぎてたかな」

と思うかもしれない。

「いや、今日は特に何もないな」

でもいい。

何かを判断する必要はありません。

ただ、自分のお腹に手を置いて、自分のために少し時間を使った。

それだけでも、私は十分だと思っています。

ShinRynのチネイザン

ShinRynでは、チネイザンを「こうなるための施術」と決めつけてはいません。

その日の身体の状態や、触れられて感じることを大切にしながら、お腹を中心に、胸骨や肋骨まわりなどにもゆっくり触れていきます。

施術前には、お身体の状態を伺いながら、触れる場所や力加減についても確認します。

そして施術のあとは、すぐに次の予定へ向かうのではなく、少し静かに過ごす時間をつくっています。

何かに気づかなければいけない時間ではありません。

ただ、少しゆっくりする。

身体がほどけていく感覚を味わう。

温かいお茶を飲みながら、ぼんやりする。

そんな時間も、チネイザンの一部だと思っています。

おわりに

心と身体は、たぶん私たちが思っている以上に、いつも一緒にいます。

だから、どちらかだけを大切にするのではなく、

ときどき身体に触れて、
「今の私は、どんな感じなんだろう?」

と、自分に少し時間を戻してあげる。

答えがなくても大丈夫。

何かに気づかなくても大丈夫。

今日、この記事を読みながらお腹に手を当ててみたなら、それだけでも十分です。

そしてもし、

「自分でも少し触れてみたいな」
「もう少しゆっくり身体を感じてみたいな」

と思ったら。

自分で触れて感じる時間もいいけれど、ときには誰かに身体を委ねてみるのもいいものです。

自分ではなかなか触れない場所。
自分では気づかなかった身体の緊張。
ひとりではなく、安心できる場所でゆっくり身体に向き合う時間。

ShinRynでは、お腹を中心に、胸の真ん中あたりや肋骨まわりなどにも丁寧に触れながら、その日の身体の状態に合わせてチネイザンを行っています。

「お腹が張っているから」でもいい。
「お腹が冷えている気がするから」でもいい。

もちろん、はっきりした理由がなくても大丈夫です。

なんとなく、今の自分に少し時間を使いたい。

そんなときに、チネイザンを思い出してもらえたら嬉しいです。

所沢・小手指のShinRynで、
ゆっくりと自分の身体に触れるような時間を過ごしてみませんか。

施術のあとには、少し余韻の時間もご用意しています。

身体の声に耳を澄ませたその先で、

「私はどうしたい?」

と、自分自身に問いかけられるようになる。

私は、そんな時間をそっとお手伝いできる人でありたいと思っています。

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