「なんとなく好き」から始まったアロマとの出会い
高校生の頃、母から一本の香水をプレゼントしてもらったことが、香りとの最初の出会いでした。
それは、トミーフィルフィガーの香水。
最初は「いい香りだな」と感じるくらいでしたが、少しずつ香りの世界に惹かれ、気づけば香水を集めることが趣味になっていました。
そして大学生の頃、母と訪れたリフレクソロジーのお店で、初めて「アロマテラピー」に出会います。
足浴の中に広がっていたラベンダーやティートリーの自然な香り。
その瞬間、「なんて心地いい香りなんだろう」と驚いたことを、今でも覚えています。
そこから植物の香りに興味を持ち、少しずつ学びを深めていきました。
当時は、まさか自分がアロマを伝える立場になるとは思ってもいませんでした。
でも、「好き」から始まった学びが、今の私の仕事につながっています。

香りだけではなく、「人」を学ぶ時間でした
アロマを学び始めて驚いたのは、勉強するのは香りだけではなかったことです。
植物のこと。
精油のこと。
身体のしくみ。
心と身体のつながり。
そして、人を部分ではなく、ひとりの人として全体でとらえること。
その考え方に、私はとても惹かれました。
さらにアロマテラピーを学ぶ中で、私が一番心を動かされたのが、「人に触れる」ということでした。
人に触れるということは、身体だけに触れることではありません。
その人の緊張や安心、言葉にならない想いにも、そっと触れていくこと。
そのことに気づいた時、とても大きな感動がありました。
その後、施術を続ける中で、身体に触れることで伝わってくる、その方の小さな変化や緊張にも自然と目が向くようになりました。
アロマを学んでいて、心の底からよかったと思えた出来事
私がアロマを学んでいて、心の底からよかったと思えたのは、母と過ごせた時間でした。
病気になる前から、母にもアロマの話をしたり、いろいろな香りを紹介したりしていました。
もともとはアロマテラピーにあまり興味がなかった母でしたが、いつの間にかお気に入りの香りができ、実家へ帰ると精油が何本か置かれているようになっていました。
「この香り、好きなのよね。」
「今日はこっちの香りがいいかな。」
そんな何気ないやり取りも、今ではかけがえのない思い出です。
その後、母は病気になり、最後は自宅で介護をすることになりました。
私はアロマトリートメントや植物の香りを取り入れながら、母の身体に触れ、ケアを続けました。
「気持ち悪かったのが少し楽になった。」
「気持ちよかった。」
そんな母の言葉は、今でも忘れられません。
もちろん、アロマは病気を治すものではありません。
それでも、苦しい時間の中で少しでも心地よさを届けられたこと。
そして、香りを通して母と過ごす時間を持てたこと。
それは、植物について学び、人に触れることを学んできたからこそいただけた、大切な時間だったと思っています。
サロンだけでなく、講座も続けている理由
施術では、香りや手のぬくもりを通して、その方がほっと力を抜ける時間を届けたい。
講座では、植物や身体について学び、暮らしの中で安心して活かせる知識を届けたい。
私にとって、この二つは別のものではありません。
どちらも、自分や大切な人をいたわることにつながっているからです。
私は、香りを通して、自分自身を知るきっかけを届けたいと思っています。
そしてもう一つ、大切な人がつらい時に、そっと寄り添える知識や手を持っていてほしいと思っています。
病気になった時だけではありません。
疲れている時。
眠れない時。
緊張している時。
ただ手を添えることや、安心できる香りがあるだけで、人は少しほっとできることがあります。
そんな時間を、自分や家族のためにつくれる人が増えたら嬉しいです。
こんな方におすすめです
・アロマに興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない方
・暮らしの中に植物の香りを取り入れたい方
・自分や家族のセルフケアに活かしたい方
・身体や植物について基礎から学びたい方
・いつか仕事にも活かしてみたい方
私自身も、「香りが好き」「もっと香りを知りたい」という気持ちから学びが始まりました。
だからこそ講座では、覚えることだけを目的にするのではなく、香りを感じ、自分の感覚を大切にしながら学ぶ時間を大切にしています。
「勉強」ではなく、香りを楽しむ時間に
講座は少人数制で行っています。
質問もしやすく、ときには笑いが起こることもある、そんなあたたかな雰囲気です。
知識を学ぶことはもちろん大切です。
でも、それ以上に、
「この香りが好き。」
「植物って面白い。」
そんな気持ちを育てていける時間にしたいと思っています。
植物のことを知ること。
身体のことを知ること。
そして、自分自身のことを知っていくこと。
その積み重ねが、毎日の暮らしを少し豊かにしてくれると信じています。
実際に、初心者からスタートされる方も多くいらっしゃいます。

ShinRynの講座で大切にしていること
資格取得は、一つの目標です。
でも、私が大切にしているのは、その先にある「学んだことをどう活かしていくか」ということです。
アロマの知識は、自分自身をいたわるためにも、大切な人を支えるためにも役立ちます。
疲れている時。
心が落ち着かない時。
誰かに寄り添いたい時。
香りや植物の知識が、そっと支えになることがあります。
私自身、アロマを学んだことで、母との時間に香りを取り入れることができました。
「触れる」ということも自然にできました。
学んだ時には、その知識がいつどんな形で役立つのか分からないかもしれません。
でも、
いつか大切な誰かのために、その学びが役に立つ日が来るかもしれない。
私は、そんな「未来につながる学び」だと思っています。
AEAJ資格対応講座について
ShinRynでは、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)の資格対応講座を開催しています。
初心者向けの検定対応講座から、より深く植物や身体について学ぶインストラクター対応講座まで、一人ひとりの目的に合わせて学んでいただけます。
資格取得だけを目的とするのではなく、学んだ知識を暮らしや仕事の中で活かしていけることを大切にしています。
最後に
アロマテラピーは、「香りが好き」という気持ちから始められる学びです。
でも、学びを続けていくと、植物のことだけではなく、自分自身や、大切な人との関わり方まで教えてくれるようになります。
私自身、その学びに何度も支えられてきました。
だからこそ今は、その経験も含めて、一人でも多くの方へ届けていきたいと思っています。
香りや植物が好き。
その気持ちだけで、十分です。
ぜひ一緒に、植物の世界を楽しみながら学んでみませんか。